石段と鉄が導く、関東平野を望む稜線への入り口。
高尾稜線パスは、杉木立の陰から静かに始まります。整えられた石段が緩やかに標高を上げていき、傍らには手作業で鍛えられた鉄製の手すりが寄り添います。急な区間でも足元は確かで、木漏れ日の下を一歩ずつ登っていくにつれ、山の呼吸が少しずつ近くなっていくのを感じられるはずです。
尾根筋に出ると、視界は一気に開けます。眼下には関東平野が幾重にも広がり、晴れた日には遠く新宿の高層ビル群まで見渡せることもあります。道中には、鉄の銘板が埋め込まれた石の道標がいくつも点在し、この道が長い年月をかけて磨かれてきたことを静かに物語ります。
特に紅葉の季節は格別で、赤や橙に染まった木々の間から差し込む光が、石畳と鉄工の輪郭を柔らかく照らし出します。初めて山道を歩く方にも歩きやすく、家族連れの姿もよく見られるトレイルです。
関東平野を一望できる、稜線最大の展望地。
古くから受け継がれる石段と、現代の鉄工が調和する区間。
紅葉シーズンに特に美しい、木漏れ日の絶景ポイント。
アクセス方法や装備の目安は訪問者ガイドをご覧ください。他のトレイルもあわせてご検討いただけます。